殺草特性と性質
 
オキサジクロメホン

殺草特性
非ホルモン吸収移行型で、主に雑草の根部および茎葉基部から吸収され、茎葉部のクロロシスと生育停止症状を呈しながら雑草を枯死に至らしめます。生化学試験の結果、既存の除草剤の作用機作であるDNA生合成、蛋白質合成、アミノ酸生合成、脂質生合成および有糸分裂の阻害には何等影響を及ぼさない新規の作用機作であることが確認されています。一方、小麦水耕試験でオキサジクロメホンの除草活性が、植物ホルモンであるジベレリン(GA3)の添加により、消失することから、本剤の作用機作は植物内生ジベレリンの代謝活性阻害が関与しているものと推定されます。また、水稲・雑草の選択性の発現に関しては、オキサジクロメホンの吸収移行および代謝速度の差異に起因するものと推定されます。
有効成分の構造式・物理化学的性状
試験名 MY-100
化学名 3-[1-(3、5-ジクロルフェニル)-1-メチルエチル]-3、4-ジヒドロ-6-メチル-5-フェニル-2H-1、3-オキサジン-4-オン
構造式
性状 白色結晶性粉末
融点 148±1℃
水溶解度 0.18ppm(20℃)
蒸気圧 1.6×10-5mPa(25℃)
安全性
人畜毒性
急性経口毒性
ラット♂♀ LD50 >5,000mg/kg
マウス♂♀ LD50 >5,000mg/kg
急性経皮毒性 ラット♂♀ LD50 >2,000mg/kg

魚毒性
コイ LC50(96時間) >8.6ppm
ミジンコ EC50(48時間) >9.7ppm
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