除草剤・生育調節剤解説  

水田一発処理除草剤
トレディプラスジャンボ
オキサジクロメホン・クロメプロップ・ピラゾスルフロンエチル粒剤
【有効成分】
オキサジクロメホン:2.0%、クロメプロップ:12% ピラゾスルフロンエチル:0.70%
® 日産化学工業(株)の登録商標

トレディプラスジャンボは、除草剤散布の散布労力の軽減を目的として開発された画期的な水田一発処理除草剤です。本剤は製剤を水溶性フィルムで包装したパックを、10a当り10個(300g)、畦畔から投込むだけで簡単に散布できます。水溶性フィルムが溶解し、有効成分が水田内に均一に拡散して効果を発揮します。
 
特長
省力除草
畦畔から10a当りパック10個(30gパック10個)を投込むだけの省力除草です。
散布器具が不要
水溶性フィルムに包まれたパックをそのまま投げ込むだけ。散布器具を使う必要はありません。
容器ゴミが出ない
ボトルなどのプラスチック容器ゴミが出ないので、省資源になります。
速やかな拡散性
優れた自己拡散性を備え、速くムラなく拡がりますので、畦畔からの散布が可能です。
安定した効果
ノビエなど各種水田雑草に安定した効果を示します。また、通常40〜50日間の残効が期待できます。
高い安全性
パックのまま処理する薬剤ですので、散布する人や周辺作物に対して、散布時の飛散の心配がありません。
適用雑草および処理適期幅
  雑草名
一年生 多年生 その他
















































雑草発生前〜始期
ノビエ1.5〜2葉期
ノビエ2.5葉期
(注)除草効果 ◎:著効 ○:有効 △:やや不十分 ×:不十分
   *印は多年生雑草ですが、水田では種子発生主体のため一年生雑草として取り扱います。
 
使用基準
 


適用雑草名 使用時期 適用土壌 10a当り使用量 総使用回数 使用方法 適用地帯



水田一年生雑草及びマツバイホタルイウリカワミズガヤツリ(北海道を除く)、ヘラオモダカ(北海道、東北)、ヒルムシロ(北陸を除く)、セリ(北陸を除く)、アオミドロ藻類による表層はく離(東北、近畿・中国・四国を除く) 移植後5〜15日(ノビエ2葉期まで) 壌土〜埴土 小包装(パック)10個(300g) 本剤のみ:1回

オキサジクロメホン:2回

クロメプロップ:2回以内

ピラゾスルフロンエチル:1回
水田に小包装(パック)のまま投げ入れる 北海道
東北
移植後5〜12日(ノビエ2葉期まで) 砂壌土〜埴土 北陸
壌土〜埴土 関東・東山・東海、近畿・中国・四国の普通期及び早期栽培地帯
砂壌土〜埴土 九州の普通期及び早期栽培地帯
※は収穫物への残留回避のため、本剤およびその有効成分を含む剤の総使用回数の制限を示す。
 
使用上の注意事項
  効果・薬害などの注意事項
1. 本剤は雑草の発生前から生育初期に有効なので、ノビエの2葉期までに時期を失しないように散布して下さい。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にフレが出るので、必ず適期に散布するように注意して下さい。ホタルイ、ウリカワ、ミズガヤツリは2葉期まで、ヘラオモダカは発生始期まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生始期まで、アオミドロ、表層はく離は発生前が本剤の散布適期です。
2. 浅植え、浮き苗が生じないように、代かき、均平化および植付作業はていねいに行ない、ワラくずなどの浮遊物はできるだけ取り除いて下さい。未成熟有機物を使用した場合は、特にていねいに行なって下さい。
3. 散布に当たっては、水の出入りを止めて5〜6cmの湛水状態に保って下さい。散布後は少なくとも3〜4日間は通常の湛水状態を保ち、田面を露出させたり、水を切らしたりしないようにし、また、落水、かけ流しはしないで下さい。
4. 本剤は小包装(パック)のまま10a当り10個の割合で水田に均等に投げ入れて下さい。
5. 藻や浮草が多発している水田では、拡散が不十分となり、効果の劣る可能性があるので使用を避けて下さい。
6. 梅雨期等、散布後に多量の降雨が予想される場合には、除草効果が低下することがあるので使用を避けて下さい。
7. パックに使用しているフィルムは水溶性なので、ぬれた手で作業したり、降雨で破袋することのないように注意して下さい。
8. 砂質土壌の水田や漏水の激しい水田(減水深2cm/日以下)、軟弱苗を移植した水田、および極端な浅植えの水田では薬害を生じるおそれがあるので使用をさけて下さい。
9. 本剤はその殺草特性から、れんこん、くわい、いぐさ、せりなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合には十分注意して下さい。
10. いぐさの栽培予定田では、使用しないで下さい。
11. 本剤散布後の田面水を他作物に灌水しないで下さい。
12. 本剤使用後の空き袋は環境に影響を与えないよう適切に処理して下さい。
13. 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
安全使用上の注意事項
1. 小包装(パック)は、濡れた手で触らないで下さい。
2. 小包装(パック)が破袋した場合の注意:
眼に対して強い刺激性があるので眼に入らないよう注意して下さい。眼に入った場合には直ちに十分に水洗し、眼科医の手当を受けて下さい。
皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意して下さい。
付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落として下さい。
3. かぶれやすい体質の人は、取扱いに十分注意して下さい。
 
上手な使い方
田面は均平に
代かきはていねいに行ない、凹凸が少ない田面にして下さい。
水管理をしっかりと
処理時には、水口と水尻をしっかり止め、湛水状態(水深5〜6cm程度)を保って下さい。
処理後は水の出入りを止めて、少なくとも3日間は通常の湛水状態を保ち、田面を露出させないようにして下さい。
使用量と使用方法
10a当り小包装(パック)10個を畦畔の長辺から投込んで下さい。
小包装(パック)は下手投げで軽く投げ込んで下さい。
※強く投げ込んだり、高く投げ上げると、パックが土の中に沈みこんでしまうことがありますので注意して下さい。
パックは破らずにそのまま投げ込んで下さい。
パックは水溶性のフィルムです。濡れた手で扱わないで下さい。
藻や浮き草の多発している水田では拡散が不十分となり、効果が劣る場合があるので使用をさけて下さい。
図   図
●10aの場合
10パック(30gパック10個)を8〜10m間隔で、畦畔から投げ込んで下さい。
  ●30aの場合
30パック(30gパック30個)を6〜7m間隔で、畦畔から投げ込んで下さい。
田面は均平に
図
 
殺草特性と性質
  オキサジクロメホン
クロメプロップ
ピラゾスルフロンエチル

  【取扱】日産化学工業(株)
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